オリジナル持ってないとヤバいんじゃない?③マスなものなど、既に存在しない!

音楽業界について、
既に、『マスなもの』すなわち、
誰もが知っている曲などというのは、存在しないのではないか?というお話。

コピバンライブやカバー曲ライブ(特にアニソンライブ)は、
『演奏する曲が、有名曲であること』という前提があります。
有名曲が流れると、聴衆が『おぉ~!』となるアレです。
(それとは逆に、マイナー曲をやって、
「自分、こんな曲知ってるんだぜ~!」という流れもありますが、
それは今回は、脇に置いておきます。)

私のアニソン持ち曲は、2000年代後半の人気曲、
つまり、『マクロスフロンティア』や『けいおん!』などが、レパートリーになります。
さらにその前は、バンドで、『涼宮ハルヒの憂鬱』の曲をやってたりしました。
(この3作品が、2000年代における『3大アニソンアニメ』と言えるのではないでしょうか?
また、同時期の、水樹奈々曲なども多く歌っております。

しかし、2017年になった現代、
今の若い子に、そのへんの曲をきかせても、
『懐メロ』としか映らないんじゃないんでしょうか?
(私の世代における、キャンディーズ・ピンクレディー・山口百恵といったところか)

また、『国民的アイドル』の曲に関しても、
知らない人は、全然知らないでしょう。
(私も、某国民的アイドルの、2000年代後半の人気曲くらいしか知りません。)

先日のアニソンライブで、こんなことがありました。

出演者の一人が、『踊ってみた』で有名な曲を、しかも歌いながら踊っていました。
しかし、その演者さんは、曲紹介において、
「みんな、知らない曲だと思うけど……」と言ってました。
出演後、私が、「あれ、有名曲じゃん?」というと、
「いや、若い子、みんな知りませんでしたよ?」と返されました。

その前から、『みんなが知ってる有名曲など、もう存在しないのではないか』という持論はあったのですが、
その一件で、確信に変わりましたね。

なので、『とりあえず有名曲であれば、場が盛り上がるだろう』などというのは、
既に幻想にすぎない、というお話でした。
(とはいえ、私現在、2000年代後半のアニソンブームのころの曲を聴きながら、当ブログを書いてるんですけどね)

オリジナル持ってないとヤバいんじゃない?②動画配信と音楽著作権

動画サイトでカバー曲を歌った(演奏した)動画を載せよう、
生配信サービスでカラオケ配信しよう、
そうお思いの方も多いですよね?

しかし、そこに立ちはだかってくるのが、
音楽著作権です。

私、実は、一時期、JASRACの中の人をやってて、
大体の、音楽著作権の考え方が分かったのですが、
一般の方に、専門用語で語るとわけわからんちんになるかと思うので、
大雑把に、大丈夫なもの、ヤバいものに分けて解説したいと思います。

まずは、大丈夫なもの

○アカペラで歌ったもの
○既成曲を、自分で演奏したもの(バンド・弾き語り)
○自分でオケを作って歌ったもの
○ネットの有志の人が、大多数の人に対する配信目的で作ったオケで歌ったもの
○カラオケ会社の公式のシステムを作った歌ったもの

次は、ヤバいものです

×既成曲のCDを、そのまま動画サイトに貼りつける
×生配信サービスで、既成曲をBGMとして流す
×カラオケBOXで、自分のスマホ・PCでもってカラオケを歌って流す(カラオケ配信)
×カラオケBOXでオケをとって、自分で歌ったものをMIXして流す

『ヤバい』という、あいまいな表現を使ったのは、
個別に申請すれば通るケースもあるからです。

でも、正直な話、
そんなにめんどくさいことをするくらいだったら、
オリジナル曲を作って流したほうが、早いんじゃね?と思ってしまいますが、いかがでしょうか?

オリジナル持ってないとヤバいんじゃない?①コピバン・カバーシンガーは相手にされない

今まで、幾度となく、
「オリジナル曲を持ってない、コピバンやカバーシンガーは、今後生き残るのは厳しいんじゃね?」
という趣旨のことを言ってましたが、
また性懲りもなく、同じことを語るわけです。
もちろん、批判上等で行きます。

もちろん、趣味として、好きな曲を歌っていたりコピバンやったりするぶんには、いっこうにに構わないと思うのですが、

少なくとも、メジャーやインディーズ上位を目指す人にとって、
カバー曲しかやらないのは、どうなの?と思うわけです。

実際のところ、私が最近関わっている地下アイドルさんの多くがオリジナル曲を持ってるし、
知人の応援で大手のアニソンコンテストを観に行った時も、
物販タイムにおいて、多くの人がオリジナルCDの物販を行っていたり、

カバー曲(特にアニソン)しかできない人は、
業界人・客双方に、相手にされなくなる!(既に相手にされてない?)

よくライブハウスでやってる『アニソンライブ』というのも、
既に、斜陽文化だと思われます。
アニソンライブに出演している人が、オリジナル曲中心のライブに切り替えたり、
アニソンライブにおいて、オリジナル曲を歌ったり……
(最近のアニソンライブは縛りが緩く、1曲でもアニソンが含まれていればよかったり、
私なんか、「全曲オリジナルでもいいから出てくれ!」と頼まれたこともあります)

とあるライブ集客コンサルタントの方が、こう言ってました。
「アマチュアのオリジナル曲など、誰も興味がない。
カバー曲をやれ。
カバー曲をやれば、そのファンの人が、『自分の好きなアーティストの曲を素敵に歌って(演奏して)くれる人は、どんな人なんだろう?』と、興味を持ってくれる」

残念ながら、それ、間違いです。

むしろ、『アマチュアによるカラオケ』のほうが、一般の人からドン引きされる危険性があります。
さらに、下手打ったら、「自分の好きなアーティストを冒涜するな!」と、炎上する可能性すらあります。

だったら、オリジナル曲のほうが、可能性はあります。
音楽好きにとって、広告戦略のみで作られたメジャーの曲には、飽き飽きしている可能性があります。
『アマチュアによる、活きのいいオリジナル曲』のほうが、求められているんじゃないのか?と、私は思いますが、いかがでしょうか?